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2017年3月

2017年3月28日 (火)

ベースアップ

ロイター企業調査:ベア「実施できず」4割超、賃上げ8割が前年下回る
3月ロイター企業調査によると、今年の春闘で「ベアを実施できない」と答えた企業が42%を占めた。昨年の正規社員の賃上げ率(定期昇給とベアの合計)は2.14%だったが、8割超の企業がそれを下回ると回答。春闘の形骸化が指摘されるなか、働き方改革と賃上げの矛盾を懸念する声も聞かれる。
人手不足から外国人を雇用している企業は全体の半数近くにのぼるが、単純労働者の受け入れについては7割近くが消極的と回答、その理由として言葉や文化の壁を挙げる企業が多かった。
この調査は資本金10億円以上の中堅・大企業400社を対象に3月7日─21日に実施。回答社数は246社程度。
<労組の役割低下、賃上げ機運しぼむ>
今年、どの程度のベアを実施できそうかとの質問には、42%が実施できないと回答したほか、実施しても0.5%未満とする企業が28%、1%未満が12%で、8割を超す企業がベアは1%に満たないという結果となった。
定昇と合わせた賃上げについても2%以上との回答は19%にとどまった。1─2%程度とする企業が63%にのぼった。
これに対し、春闘を介さないケースが多い非正規労働者への賃上げは1%以下が40%、1─3%が50%、3%以上が10%となった。厚生労働省の統計では16年の時給上昇率は1.5%と過去最高の伸び率となっていたが、足元では有効求人倍率がバブル期以来の高水準となるなか、労働需給のひっ迫を受け、過去最高を更新する可能性もありそうだ。
企業からは「正規労働者比率(の低下)と組合結成率の低下から、もはや関係者のお祭りでしかない」(小売)など、春闘のあり方、特に労組の役割について厳しい声も目立った。内部留保の積み上がりや労働分配率低下の状況から、ベアの余力は大きいとの専門家の見方もあったが、連合はベアの要求を昨年同様「2%程度」で据え置いた。「春闘で賃上げを決めるという方式が限界の様相を呈している」 (不動産)とみている企業も多い。
また、今年の春闘では、政府が進める働き方改革に沿う形で残業時間短縮や非正規労働者の処遇改善への取り組みも見込まれるが、企業からは「働き方改革は収益に悪影響を与える要素が多く、おいそれとベースアップできない」(機械)との声も出ている。「時間外手当がいわゆる生活給となっている現状で、組合として過剰労働削減にいまひとつ踏み込めていない」(建設)などの指摘もあり、春闘にとって「働き方改革」が賃上げと矛盾する課題となっている面もある。
<外国人単純労働者、人手不足業種でも抵抗感強く>
人手不足の状況でも、外国人を単純労働者として雇用することへの企業の抵抗感は強い。
現在外国人労働者を受けている企業は製造業で61%、非製造業で43%を占めるが、単純労働者として積極的に受け入れたいとする企業は製造業で40%、非製造業で28%にすぎない。
人手不足が顕著な建設業や運送業でも、実際に外国人を雇用している企業の割合が高いにもかかわらず、「受け入れに消極的」との回答が他業種より多くなっており、建設業では85%、運輸業では78%にのぼる。
「労務管理、荷主の理解、労働基準法順守とのバランスがポイント」(運輸)などといった課題が多いことがうかがえるほか、現場での教育の問題を指摘する声もあり、「経営陣と本社が積極的でも、指導しなければならない現場は抵抗している」(運輸)との声もある。
人手不足が深刻とされている介護の現場でも、「恒常的な人手不足だが、言葉のニュアンスの問題もあり外国人では対応が難しい」(不動産)との声がある。
受け入れに消極的な理由としては、6割が言葉や文化の壁を挙げたほか、労働コストの削減につながらないとの回答も27%を占めた。

EU死ねっ!

ルペン氏、EUの「死」を予言する
フランス大統領選挙の候補者、政党「国民戦線」のルペン党首は、EUは世界の政治地図から消えると述べた。ルペン氏はフランス北部リールで支持者らに向けて演説し、フランスをグローバル化から守ると約束した。ロイター通信が報じた。
ルペン氏は、ドナルド・トランプ氏が米大統領に選ばれ、英国でEU離脱の是非を問う国民投票が実施された後、フランスでの大統領選挙は「人々のグローバルな蜂起」と特徴づけられた新たな一歩となると指摘した。
またルペン氏は拍手の中「EUは崩壊する。もう望まれない存在だからだ。傲慢で覇権主義的な帝国は滅びる」と述べた。
また「グローバル主義者が敗北する時が来た」と語り、大統領選の主なライバルであるマクロン前経済相とフィヨン氏が「EU寄り・市場寄りの政策を掲げているとし、『反逆行為』だと非難した」。ロイター通信が報じた。

働いてみたい日本の企業

外国人に聞いた「働いてみたい日本の企業」
日本で働く外国人は年々増加しており、2016年10月末時点で約108万人と過去最高値を更新した(厚生労働省「外国人雇用状況の届出状況」より)。また、国際競争に打ち勝つため、外国人の新卒・中途採用を積極的に行う日系企業も増えている。そこで今回は在日外国人20人に「働いてみたい日本の企業」について聞いてみた。
Q. 「この会社で働いてみたい」と思う日本の企業はありますか?
ゲーム関連
・「任天堂で働いてみたいです。任天堂の社員はいつも元気で、ちゃんと海外展開を考えている企業のイメージがあります。そして、若手も活躍していると思います」(アメリカ/20代後半/男性)
・「任天堂。ゲームで有名ですから」(ブラジル/40代前半/男性)
・「任天堂でしょうか。任天堂の人は学ぼうという姿勢を持つ人が圧倒的多数ですし、新しいものをちゃんと受け入れられる頭の柔らかさがあるように思います」(モンゴル/40代前半/女性)
・「特に企業名はないですが、ゲーム会社でずっと働いてみたいと思っています。幼いころからすきな日本のRPG作成に貢献できたら夢のような気がします」(イタリア/30代前半/男性)
外資系の日本支社
・「待遇が優れていて、画期的な職業環境を持つグーグルジャパンで働いてみたいです」(モロッコ/30代前半/男性)
・「日本チャールス・リバー株式会社で働いてみたい。普通の日本企業と比べたいです」(ロシア/30代前半/女性)
その他の企業
・「KDDIで働いてみたい。理由:大手企業で事業内容が魅力的だったため」(ベトナム/30代前半/女性)
・「楽天、グーグル。解放感のあるオフィス」(フランス/30代前半/女性)
・「無印(良品計画)。デザインが面白いから」(インド/30代後半/女性)
・「ソニーやパナソニックかトヨタのような大企業 世界的にも認められていますから」(キルギス/30代前半/女性)
・「住友化学です。従業員に対してとても良い会社だそうだからです」(ポーランド/40代前半/女性)
なし
・「『この会社で働いてみたい』より、『この仕事をしたい』と考えています。会社に所属している気持ちがあまり好きじゃないからです」(ギリシャ/30代後半/男性)
・「ないです。ですが海外へ出張できる会社に勤めたい。色々なところが行けるからです」(エジプト/30代前半/男性)
・「なし。日本で日系企業の経験があったが、ワークライフバランスがないため、次回他社で働く機会があれば外資にしたい」(インドネシア/30代前半/男性)
・「特にありません。自分はエンジニアのため、最先端の技術やサービスを持っているのはアメリカなどの企業のため、日本の会社で働くと思わない」(台湾/20代後半/男性)
・「特にない」(韓国/30代前半/女性)
・「特にありません」(ドイツ/40代後半/女性)
・「特にない」(タイ/30代前半/女性)
「働いてみたい日本の企業」のうち、最も人気を集めたのは任天堂。2016年に配信され大ヒットを記録したスマートフォンゲーム「Pokemon GO」「スーパーマリオ ラン」、そして3月3日に発売された新型ゲーム機『Nintendo Switch』などで知られる日本を代表するゲーム関連企業だ。
最近では、過去に「任天堂で働くのが夢」とネット掲示板に書き込んだ外国人男性の名前が「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(Nintendo Switch向けソフト)のクレジットに載っているというニュースもネットで話題になった。今回のアンケートでも「ゲーム会社でずっと働いてみたいと思っています。幼いころからすきな日本のRPG作成に貢献できたら夢のような気がします」(イタリア)というコメントも寄せられた。
他には、以前に実施した「母国で一番有名な日本の企業」アンケートにあげられた日本の有名企業、外資系企業の日本法人、事業内容やオフィスに魅力のある企業の名前があがった。
一方、「なし」と回答した人からは、「会社に所属する意識が好きではない」「アメリカなどの最先端企業で働きたい」「日系企業にはワークライフバランスがなかった」という意見が寄せられた。

無限恐怖症

悩んでいる人は多い。
終わりの見えない無限が怖い。
永遠の命が怖い。
「ペイロフォビア(無限恐怖症)」という病気
何かを怖がるという感覚は、身を守る防衛本能として備わったものである。だが極端に、ある特定のものを怖がり、異常なまでの恐怖心を抱いてしまい、不快感やめまい、吐き気といった症状を催したり、パニック発作をきたすようなことがあれば、それは「恐怖症」だ。
人によって恐怖の対象は様々で、「え?なんでそれが?」と他の人には思うようなものがどうにも耐えられない恐怖になる人もいる。
多かれ少なかれ、誰にでも怖いものはあるのだが、恐怖症の域に達してしまうと日常生活が困難となる。
ここでは無限や永遠のものに恐怖心を描く、ペイロフォビア(無限恐怖症)について掘り下げて見ていこう。

【永遠の命、無限に続くものが怖い「アペイロフォビア」という病】
たいていの人にとって、永遠の命を得るための秘訣を発見すること、あるいは死後も喜びに満ちた天国で永遠に暮らすことが究極の目的だろう。
しかし、終わりのない命や、無限に続くという概念にとてつもない恐怖を感じ、普通の生活ができなくなってしまうほどになってしまう人もいる。これはアペイロフォビアと呼ばれているれっきとした恐怖症なのだ。
彼らは死後も、永遠に「死」という世界の中で生き続けなければならないことを恐れているのだ。

【アペイロフォビアを説明するのは難しい】
ネット上でも、アペイロフォビアに関しての科学的、医学的情報を多くは出てこない。しかし、事例証言となると、この恐怖症に苦しむ人たちの投稿は多く見られる。
体験談をシェアすることで、不安や不眠、うつなどの症状に対処しようとしている患者がどれだけ多いかがわかる。
ほかの恐怖症と違って、アペイロフォビアはうまく説明するのがとても難しいため、患者のほとんどは口をつぐんでしまう。
死の恐怖はよく理解できて、自分の恐怖として結びつけることができても、無限や永遠に対する恐怖は理解するのがとても難しい。
特に永遠の命つまり来世に対する恐怖のこととなると、アペイロフォビアに苦しむ人たちの話はかなり説得力がある。
この世であろうが、あの世であろうが、自分の存在が永遠に終わらないと考えることが恐しいのだ。
来世がどんなに楽しくすばらしいものであろうと、そこから逃げる手段がほとんどないことは、この恐怖症の人たちをぞっとさせ、考えただけで不安やパニック発作からうつまで、さまざまな症状を引き起こす可能性がある。

【アペイロフォビアの人たちの体験談】
自分のアペイロフォビア体験を、閉所恐怖症や、時間にとらわれてがんじがらめになっている感覚だと表現する人もいる。
いつまでも終わらない永遠の中で、あらゆることを体験し、学び、行い、あらゆる人に会い尽くして、ついに自分が存在すること自体にうんざりする状態にはまり込むのが怖い。
でも、どれほど望んでも逃げ場がないんだ
アペイロフォビアに苦しむポールはこう表現している。
そこまで達するにはとてつもなく長い時間がかかるだろうけれど、ぼくのこの予想はついに現実のものになって、永遠のまっただ中にずっといる状態が、一瞬のように思えるようになるのだろう。
時間は長さの知覚にすぎないからだ。だから、ぼくたちはこの概念で日にちやその他もろもろのものを作ってきた
「多くのクリスチャンにとって、来世という考えはとても心強いものなのはわかっているが、ぼくにとっては・・・とても向き合えそうにない」というのはトムだ。
ベッドに横になって、来世なるものについて考え始めると錯乱状態になってしまう。妻はぼくがどうかしていると思っただろう。仕事でも成功し、結婚や家族も申し分ない。
こんな人生はすばらしいはずなのに、永遠という恐怖がぼくをむしばんでいた
しかし、来世への恐怖は、問題の一面にすぎない。永遠に生きるという考えは受け入れられるが、無限には怯えるというアペイロフォビアの人もいる。
「わたしたち人間は皆、宇宙の広大さに比べたら、ちっぽけなつまらない存在だと思うの」ジェイン・アドキンスはこうフェイスブックに投稿した。
わたしたちがいる太陽系を越えたずっと先のことを考え始めると、知らず知らずのうちに思考が止まって、パニック発作にならないよう守りに入るような感じになるわ。
ブラックホールのことなんて、何日も悪夢をみるでしょうね。銀河系の距離のことを考えるなんて耐えられない

【その治療法はあるのか?】
自分の体験をシェアしている人たちの多くは、アペイロフォビアを治療する方法を探している。しかし、医学的な治療や行動療法が効く人もいる一方で、ほとんどの人にはただひとつの解決法しか残されていない。
それは、永遠や無限のことを頭から追い出して考えないようにするために、「常に気をそらし続ける」ことだ。永遠の命が怖いなら、命に関することを考えないようにし、無限の宇宙が怖いなら、宇宙について考えないようにするしかない。

【アペイロフォビアの原因】
アペイロフォビアの原因はまだはっきりわかっていないが、永遠や無限のような概念を処理する脳の仕組みに関係があるのかもしれない。
アメリカ、ジョージ・メイソン大学の認知・行動神経科学(認知神経科学、時間知覚、空間知覚)の助教授マーティン・ウィーナーは、長期計画をコントロールするとされる脳の部位、前頭葉は体の年とともに成熟するのがもっとも遅い部位のひとつだという。
思春期には、いずれ自分は大人になるのだと気づく時に起こる”悟りの夜明け”のようなものがある。アペイロフォビアの人は、死後も永遠に生きる(もしこれを信じるなら)と思い込み、心の中でその状態を妄想する。だが、永遠を未来へ投影する手立てがないとわかると、それが本質的な不安を引き起こす。このような不安の感覚は、成長する恐怖、年をとる恐怖、死の恐怖とそれほど変わらないのかもしれない
とウィーナーは言う。

中国工場操業停止

現代自、中国工場の操業停止 政治的緊張が影響か=韓国メディア
26日付の韓国のオンラインメディアは、現代自動車<005380.KS>が中国工場の操業を24日から1週間停止したと報じた。最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備を巡り、中国と韓国の関係が冷え込む中、現代自は主要市場の中国での売り上げに影響が出るのではないか、との懸念が広がっている。
27日のソウル株式市場で、現代自動車は一時3%下落。系列の起亜自動車<000270.KS>、現代モービス<012330.KS>も軟調となっている。
オンラインメディアの報道によれば、現代自動車の中国合弁会社は、サプライヤーに対して、河北省滄州の工場の操業を3月24日から4月1日まで停止する旨を通告した。生産ラインの点検のためという。現代自のソウルの広報担当者は、現時点ではコメントを出していない。
業界関係者やアナリストは、工場の操業停止について、政治的な緊張感の高まりや、地元企業との競争激化を受けて、中国での売り上げが鈍化、積み上がった在庫を削減するためではないか、と指摘している。

テロリスト

マスクをした日本人は外国でテロリストだと勘違いされる?
英国西部の小都市マージーサイドのスーパーマーケットで、マスクを着用した日本人観光客らがスーパーの客をひどく驚かせた。
マスクを着用した日本の若者たちのグループがスーパーマーケットに現れ、地元の人々は不安に襲われた。なぜなら英国では重病あるいは大惨事が起こった場合を除いてマスクをすることはないからだ。
そのためスーパーの買い物客がマスクを着用した大勢の日本の若者たちをみて唖然としたのも納得できる。買い物客たちは、日本ではマスクをする機会がはるかに多いことを知らなかったからだ。
この出来事について地元紙On The Spot Newsが報じた。記事の中で地元の買い物客の1人はその時の様子について「このような光景は今まで見たことがなかった。
私はすぐにこれは何らかのテロリストの作戦だと思った。他の人たちもとても不安そうな様子だった。私の家族も真剣に怖がっていた」と語っている。
この出来事はインターネット上でも話題となった。マスクをした日本人のグループは、音楽イベントのために英国を訪れた人々であることが分かった。
もちろん彼らは、日本人にとって当たり前のマスクがこれほどの騒ぎを引き起こしたとは想像だにしなかったはずだ。

レコードブーム

Recordplayer



パナソニックからレコードプレイヤー続々。
なぜあえて今レコードか?
レコードといえば、40代くらいまでの方にとっては懐かしい存在だが、それ以降の世代だと、実物を見たことも触ったこともない人が多いものだろう。時代とともにレコードからCDへ。そして音楽はインターネット上で無料で聞くことができるし、定額サービスも普及している。「CDが売れなくなった」と言われるようになって久しい今、なぜCDよりもさらにアナログなレコードにスポットライトがあたるのだろうか?

パナソニックのオーディオブランド
パナソニックは、同社のオーディオブランド「Technics」から3つの製品を5月19日から発売する。「ダイレクトドライブターンテーブル」SL-1200GR(14万8000円)、「スピーカーシステム」SB-G90(24万9000円)、「ステレオインテグレーテッドアンプ」SU-G700(23万円)だ。※いずれも税抜
この3つの新製品を含む「Technics」は、1965年に誕生したパナソニックのオーディオブランド。一度生産を終了したものの、2014年にパナソニックは、同ブランドを復活させた。今までに17製品を24カ国で発売。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と協業するなど世界的に高い評価を得ている。
レコードプレイヤーについては、2016年にSL-1200GAEを国内向けに限定で300台発売。予約開始30分後に完売するあまりの人気の高さから、SL-1200Gの販売を急遽前倒して9月に発売したという。
そしてSL-1200G発売から約8カ月しかたっていない2017年5月、あらたな製品を投入する。今回のSL-1200GRはいままでの製品の約半額という約15万円。それでも高いと思うか、安いと思うかは、人それぞれだが、パナソニックは今回の製品をスタンダードモデルとしている。
音楽を取り巻く市場
「音楽鑑賞を取り巻く環境は大きく変わってきている」。そう説明するのは、同社のテクニクスブブランド事業担当役員の小川理子氏だ。
ターニングポイントになったのは2015年。同年にアップルやグーグル、アマゾンが定額音楽サービスを開始し、音楽鑑賞がより身近なものになったのではと同社はみている。
レコード市場は拡大するか

そんな中なぜ、レコードなのか。
「レコードには音楽配信にはない、アーティストの作品を手にするという所有感がある。」(小川さん)
人気のミュージシャンがレコードを発売すると、レコード店に足を運ぶ。そうすると、CDにはないサイズ感のジャケットが目に入る。その大きさが新鮮で、部屋のインテリア用にジャケ買いする若い層。アナログレコードの盛り上がりにより、かつてレコードを買っていた世代の人からすれば昔欲しかったレコードを買える環境になってきているのだという。
英BBCの調査では、レコード購入者の約45%は、広告付きの音楽ストリーミングサービスで曲を聴いてから購入したというデータがあるという。定額サービスは意外にも、レコードに恩恵をもたらしているようだ。
「一過性のブームではなく着実にひろがっている。ハイレゾとレコードという新潮流になってきている。」(小川さん)パナソニックは、この二大潮流を高音質で、提供して市場をさらに拡大することを目指していくという。
パナソニックは、東京と大阪にあるパナソニックセンターや、専用のキャンピングカーなどを使って、より多くの人に視聴してもらい商品の良さを知ってもらう取組みをしていく。レコードのこの盛り上がりは、今後どうなっていくだろうか。今後が楽しみだ。

核実験が密猟を証明

Kakujikken


冷戦中の核実験が、象牙密猟の証拠を提示
放射性炭素による年代測定で、違法逃れのウソを暴く
放射線を出しながら、別の種類に変化する原子を放射性同位体という。大気中には放射性同位体が微量に含まれており、植物に取り込まれ、食物連鎖で動物にも広まっていく。
これを利用すれば、動植物の遺骸の年代を特定できる。迷宮入りの事件をいくつも解決に導き、ニシオンデンザメが何世紀も生きられることを突き止め、ネアンデルタール人がそれまでの定説より1万年早く絶滅した証拠を提示し、中国最古の王朝「夏」建国のきっかけとされる洪水伝説に信ぴょう性を与えてきたのはこの技術だ。

なかでも、冷戦中の核実験で大気中に放出された炭素の放射性同位体「炭素14」は、第2次世界大戦以降の年代を正確に特定できる手段の1つだ。この手法が今、象牙の違法取引と戦うために利用されている。米ユタ大学の教授であるトゥーレ・サーリング氏らが2016年後半に科学誌「米国科学アカデミー紀要 (PNAS)」に発表した論文によれば、放射性炭素年代測定と遺伝子解析を組み合わせることで、ゾウが密猟された時期に関する貴重な手掛かりを得られるという。

象牙の違法取引はゾウを絶滅の危機に追い込んでいる。アフリカでは毎年、3万頭を超えるゾウの命が奪われている。象牙は主にアジアで珍重され、彫刻や宝飾品、箸などの高級品に加工されている。象牙の国際取引は1990年に禁止されたが、闇取引が活発に行われており、一部の国には今でも合法的な国内市場がある。合法とされるのは年代物の象牙で、これが法律の抜け穴になっている。アフリカゾウの国際的な保護が開始されたのは1976年だが、新しい象牙を1976年以前の象牙と偽り、売りさばく業者が存在するのだ。

密輸ネットワークの存在も示唆
サーリング氏らは放射線炭素年代測定によって、そうした虚偽の主張を暴こうとしている。1940年代から1960年代前半には、野外で核実験が繰り返され、炭素の放射性同位体である炭素14が大量に放出された。最近になって機密解除された核実験の映像も存在する。事実、1960年代には、大気中の炭素14濃度が2倍になった。核実験によって放出された炭素14を植物が取り込み、その痕跡が組織内に残される。

その植物を動物が食べると、炭素14も動物の体内に移動する。ゾウの場合、牙は根元から伸びるため、最後に食べた植物の痕跡は根元に残る。1960年代以降、大気中の炭素14は減少しており、その値も判明している。つまり、牙の根元に含まれる炭素14を調べれば、ゾウの死期を特定でき、象牙の合法性がわかるということだ。

サーリング氏らの研究ではさらに、象牙の密輸ルートに関する有益な情報も得られた。論文によれば、法執行機関に押収された象牙のほとんどはこの2~3年以内に殺されたゾウのものであり、高度に組織化された密輸ネットワークの存在を示唆しているという。

今回の研究についてサーリング氏に話を聞いた。
――象牙の年代を測定するというアイデアはどこから出てきたのですか?
「核実験による炭素14の急増」を用いた年代の測定は、地球科学の世界では広く行われています。つまり、一般的な手法を新たな目的に応用しただけです。象牙の年代測定そのものは過去にも行われています。われわれの研究が過去の研究と異なっているのは、押収された大量の象牙を試料にできた点です。
――なぜこの研究が重要なのですか?
押収された象牙について、長く保管していた古い象牙で、国際的な規制の対象ではないという主張がありました。この手法を用いれば、その真偽を確かめることができます。結局、大量の象牙はごく最近殺されたゾウたちのものでした。

――ゾウの死期を特定できると、どうしてゾウを救えるのですか?
もしすべての象牙が最近殺されたゾウのものだとしたら、アフリカのゾウの「殺害率」が間違っていることになります。とうてい持続可能な数字ではないため、今すぐ殺害をやめなければならないというメッセージになります。
――今後、研究はどのように展開していくのですか?
現在、ストロンチウムの同位体を分析し、象牙がどこから来たのかを突き止めようとしています。象牙のDNAを調べれば、大まかな原産地はわかりますが、自然界に存在する安定同位体を用いれば、さらに正確な原産地を特定できます。

コロさん

Yosinoya


吉野家にロボット「CORO」を導入 - 食器洗浄で約78%の工数削減へ
協働ロボット「CORO(コロ)」を開発・製造・販売するライフロボティクスは27日、吉野家の店舗における食器洗浄工程で「CORO」を導入したことを発表した。この取り組みは、経済産業省平成28年度ロボット導入実証事業に採択されたものだ。
同事例は、吉野家店舗での食器洗浄工程の一部に「CORO」を導入するもの。工程としては、まず従業員がシンク下に設置された回転ブラシで食器を軽く洗浄し、食器をコンベア上に伏せて置く。置かれた食器はコンベア上を流れ、食器洗浄機で洗浄される。
「CORO」はこの次の段階を担当し、食器洗浄機から出てきた濡れた状態の食器をCORO本体上部に設置されたカメラで撮影、画像処理によって識別して、種類ごとに積み重ねる。ある程度食器が積み重ねられると従業員に通知されるほか、もしも従業員がCOROに接近した場合、センサーで検知し一時停止。人が離れると元の動作へ復帰する。本件の導入店舗および店舗数は非公開とのこと。
外食産業はロボット導入による業務効率化の余地が大きいとされており、吉野家では、1店舗1日あたり約1,300個の食器を洗浄しているという。食器洗浄作業における食器の浸漬(しんせき)・洗浄から洗浄後の格納作業は、従業員の腰や肩への負担、食器の破損による手指の怪我、手荒れなど、従業員にとって大きな負担となっている現状がある。一方で各店舗のバックヤードは狭いため、狭小空間でも協働可能なロボットとして「CORO」が採用された。
今回の導入により、両社は作業者の作業負荷の軽減、店舗の生産性向上だけでなく、接客時間増加による顧客満足向上の効果を期待している。
なお、食器洗浄工程への「CORO」導入により、食器洗浄作業の労働時間は2.3時間から1.8時間となるという。今後さらなる取り組みにより、0.5時間と約78%の工数削減を見込む。また、食器洗浄工程以外の作業も自動化することで、更なる生産性向上を目指す。

ズノさん

Zunosan


NHK、AIを野球解説に起用へ―名前は「ズノさん」
NHKは人工知能(AI)技術を使ったスポーツ解説システム「ZUNO(ズノさん)」を起用する。実際にプロ野球の大谷翔平選手の配球予想などを試み、3月27日夕方からBS-1の番組としても放送する。
広告大手の電通社内で先進技術を使ったさまざまな企画を行う「Dentsu Lab Tokyo」が開発を担当した。
AI関連の研究として注目の的になっているディープラーニング(深層学習)の手法を応用。スポーツデータ配信を手掛けるデータスタジアムから、2004年以降の試合における300万球超の打席の情報を受け取って分析している。
結果として、膨大な過去の実績から、未来の配球、勝敗、順位などを予測したり、人間の解説者では見つけられない選手の傾向や試合状況に応じた投球の解析を行えるようになったそう。
2018年度には正式にNHK BSの野球関連番組で解説者として登場できる見通しとか。さらに野球以外のスポーツにも活躍の場を広げる考え。
NHKの公式サイトでは、すでにズノさんによる試合予測の一部を掲載している。開幕戦、北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦の1回表、西武の攻撃。日本ハムの先発投手を有原航平、西武の先頭打者を金子侑司と仮定して、初球はどこに狙うか当てようという趣向だ。
ちなみに開幕戦後には投球結果についてやはり公式サイト上で答え合わせするという。大胆不敵な試みだ。

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